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弊社のキャリア教育の考え方
キャリア教育で広がる新たな人生のステージ
そもそも「キャリア」とは
私たちは、人々や社会との関わりの中で、さまざまな役割を担って生きています。
また、人生のさまざまな節目（就職、結婚、出産、転職、介護等）で、さらに次の節目（ステップ）へ向け、「自分はどうありたいのか」「自分は何を追究したいのか」を考えます。
限られた人生ですから、「自分のあり方」を考えることはとても大切です。
「自分の役割」を見出し、「その役割をどのように果たすのか」を考えること。さらに自分の役割を果たすために、自分の中に何を「積み上げ」るのか。自分をどう「成長」させたいのか。このような「自分のあり方」を考えることが、「キャリア」を考えることだと考えます。
キャリア教育のあり方は
キャリア教育とは、特定の指導方法を指すのではなく、「人の生き方そのものに関わる学び」だと考えています。
学生一人ひとりが、社会的、職業的自立に向け、その能力や態度を育成し、「自分らしい生き方」を選択できるように後押しするための教育だと思うのです。
ここで、キャリア教育に関連する、経済産業省が発表した、新たな「社会人基礎力」について少し触れたいと思います。
経済産業省は、2018年3月に「人生100年時代における社会人基礎力」を発表しました。2006年に制定した「社会人基礎力」では、ニートなどその当時話題となった社会状況を踏まえ、大学から社会へのスムーズな移行で必要とされる能力として示されました。その後10年の社会変化や、「働き方改革」等から、今回発表された「新社会人基礎力」は、就学前児童から中高年までも含んだ、幅広い年代層を対象としたキャリアの考え方を示しています。
資料では、「新社会人基礎力」を、「これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と定義し、「目的、学び、組合せのバランスを図ることが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要」と位置づけています。（「人生100年時代の社会人基礎力について」 2018年2月 経済産業省 資料より）
ここでいう「目的」は「どう活躍するか」、「学び」は「何を学ぶか」、「組み合わせ」は「どう学ぶか」のことです。IT技術の急速な進展、AI等の進化により産業構造が変化する中で、常に学び続けて自らをブラッシュアップし、状況に応じて必要なスキルをアップデートしていくことは、社会人だけではなく、大学生にも必要であると提言しています。
弊社では、少なからずこのような考え方を根底に据えてテキスト作りを行ってきましたし、学生が実際に変わる姿を見てきました。今後もぶれることなく、「新社会人基礎力」にも対応できるキャリア教育のテキストとして、ご利用いたいただきたく思っております。
ドリームシップが目指す「キャリア教育」
「自分らしい生き方」ができるように、「生きる力」を育成しようとするものがキャリア教育です。
弊社では、「生きる力」を養成する上で重要な、「独自性」「協調性」「遂行能力」「成長性」に重点を置いて、テキスト作りを行い、好評を得ております。
教材制作のベースにあるものは、
•人と違うことは当たりまえ、違っていて良いのだ（独自性）
•人との共同作業で、多くのことが学べる（協調性）
（同調と協調は違う。協調こそ大切である。）
•失敗しても大丈夫なんだ、失敗からこそ学ぼう（遂行能力）
•自分自身の中で何がどう変わったのか？次のステップでは何を改善すべきなのか？（成長性）
この４項目です。各大学での実践でも、テキストをご利用いただくことで、学生の成長に資する教材として、着実に実績を積み上げております。
そして、これらの基礎となる重要な能力が、「コミュニケーション能力」です。
弊社の入学時教材「新自分デザインブックⅠ」では、「コミュニケーション能力」を育てるために、「自己紹介」を重要視します。集団・組織の中で豊かな人間関係を築く第一歩は、自己紹介です。当たり前ではありますが、実際の場面では、思うようにできません。ありきたりの自己紹介ではコミュケーションはなかなか生まれないことを実感したことはございませんでしょうか？
「自己紹介」をちょっと工夫することで、聞いた人は注意を傾け、問いかけをしてきます。そこからコミュニケーションが始まります。そして、「自他の理解能力」を深めて行くことができるわけです。
このように、キャリア教育を通して社会人の基礎を形成し、さまざまな問題にも対応できる能力を養うことができる教材として提供させていただいております。
「新社会人基礎力」の考え方も踏まえ、今後の未来を築く若者のためにも、キャリア教育においてm歩最もふさわしい教材として、さらなる充実を図るべく教材のブラッシュアップを行い、現場の皆さまのキャリア教育でのお困りに少しでも役立てるコンサルティングを行って行きたいと思っております。
